写真は全て『チャムビィ アーカイブ』さんからお借りしました。 韓国のサイトですが、日本語表示に切り替えられるので、興味がある方はぜひご覧ください。 http://www.oldbookskorea.net/home.jsp?page=1&pageSize=10&lang=jp
日本統治時代 朝鮮の教科書
1938年、第三次朝鮮教育令により同化政策が進められ、それまで小学校の必修科目であった朝鮮語が随意科目に格下げ、実質的に朝鮮語の授業は廃止されたと言われますが、1942年、「国語普及運動要綱」が決定した頃も朝鮮語の教科書は発行されていたようです。 1942年以降の教科書があまり残っていないのですが、1940年代初めから日本語の教科書が多くなるのは事実です。但しこれは、国際法上、正当な手続きに則って行った韓国併合により、皇国臣民として段階を経て日本語を習得していくもので、内鮮一体、朝鮮人を差別せず同じ日本としてやっていこうという事でした。
修正中等朝鮮語作文法 全姜邁(著作)、張志暎(ハングル校閱)、博文書舘(発行) 昭和6年4月25日(1931年)
普通學校朝鮮語讀本 卷六朝鮮總督府(著作兼發行) 朝鮮書籍印刷株式會社(翻刻發行兼印刷) 昭和10年3月31日(1935年)
蒙學二千字李鍾麟(撰)、梁承坤(編)、木版本 不分卷 1冊(48張)、全州:梁冊房、1937年
中等學校朝鮮語文法 全京城女子師範學校沈宜麟(著作)、朝鮮語研究会(発行) 昭和11年(1版) 昭和13年3月20日(3版)(1938年) 昭和11年朝鮮總督府檢定濟(高等普通學校朝鮮語及漢文科用)
初等理科 卷三 朝鮮總督府(著作兼發行)、朝鮮書籍印刷株式會社(発行) 昭和13年2月28日(1938年)(翻刻発行)
普通學校朝鮮語讀本 卷三 朝鮮總督府(著作兼發行)、朝鮮書籍印刷株式會社(翻刻發行兼印刷) 昭和16年3月31日(翻刻發行) 昭和17年9月30日(3版)(1942年)
初等習字 第四学年 朝鮮総督府(著作兼発行), 朝鮮書籍印刷株式会社(翻刻発行兼印刷) 昭和17年2月15日(1942年)(翻刻発行)
学校で本当にハングルが禁止され、全てにおいて日本語を強要させられたのなら、このようにハングルでフリガナをふるでしょうか。 参考に、以下は1945年以降の韓国の教科書です。日本統治時代と比べ、質の差は歴然としています。
1956年
1959年
日本統治時代 朝鮮の卒業写真
昭和10年(1935年)
昭和14年(1939年)
昭和16年(1941年)
昭和17年(1942年)
昭和17年(1942年)
昭和17年(1942年)
昭和18年(1943年)
年度不明
年度不明(平壌)
最後写真は残念ながらいつのものなのか、分からなかったのですが興味深いのが、生徒氏名が日本式氏名と朝鮮名が併記されているという点です。画像が荒く、何と書かれているかまでは読み取れませんでしたが、先生はどうやら朝鮮人のよう。 創氏改名により日本式名を強要したのであれば、なぜ朝鮮名を併記したのでしょうか。
おすすめの記事