この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
韓国の李在明大統領は8月14日、X(旧ツイッター)を通じて、現行の『帝王的大統領制』の弊害を改善するため、大統領の任期を現在の5年から4年に短縮し、再選を認める『4年任期・再選制』への改憲を支持する姿勢を示しました。就任後、自らの任期短縮に言及したのはこれが初めてとなります。
この発言は、与党議員の発言によって波紋が広がった中での公式な立場表明です。李大統領は『改憲が必要であれば任期短縮も受け入れる』という2022年の大統領選挙時の公約は今も変わらないと述べました。一方、野党からは『これは任期延長をねらった目くらましではないか』という批判が上がっています。
引用元:https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/08/15/2026081580023.html
韓国人の反応
・やっと本音を言ったのか。帝王的大統領制の何が悪いのか国民の大半が実感してるだろ。
・4年再選って結局8年じゃん。これ、どう見ても権力延長の言い訳に聞こえる。
・野党の反発は当然だ。でもこういう議論を公開でやるしかない時代なんだろう。
・改憲には200人以上の議員の同意が必要なんだから、与野党で真面目に協議しないと無理。
・正直、現在の5年単期制より、4年で再選可能なほうが責任政治につながると思う。
・でも再任しないって一言言ってくれたら説得力あるのに。ずっと言わないってのが…
・大統領制自体が韓国には合ってないんじゃないか。何度改正してもダメだろ。
・国会の権限強化は実現できるのか。実際に強化されなきゃ意味ないでしょ。
・李大統領の任期終盤だから、こんなことより政策の成果を見せてよ。
・帝王的大統領制の弊害は分かるけど、相手を信頼できない政治状況じゃ改憲議論は難しい。
・4年再選制なら、現職がずっと権力握る可能性もあるのでは。2期8年も長くない?
・大統領の任期問題より、検察や司法の独立性をどうするかのほうが重要では。
・いい話だけど、結局与党の都合じゃないか。野党が同意するまで信じられない。
・日本と比べると韓国は大統領制の扱いが大変だな。こんなに何度も改正するのか。
・改憲は与野党合意が必須ということは、実現はまず難しいってことだろう。
・李大統領の誠意は感じるけど、国民はもっと経済対策を望んでるんじゃ。
・国会で200議席の合意が必要…つまり、野党も巻き込まないと動かないってこと。
・これって要は『現在の仕組みは悪いけど、完全な解決は難しいから妥協案』って意味か。
・帝王的大統領制を改めるのは理想的だが、過渡期は混乱がありそう。
・政治改革より、国民生活を改善することを優先してほしいというのが本音。
管理人コメント
韓国の大統領制改革は、今に始まった話ではありません。現行の『帝王的大統領制』では、在任中は絶大な権力を持つ一方で、退任後に権力が失われることで、司法捜査や逮捕といった報復が繰り返されてきた。李在明大統領が今回示した『4年任期・再選制』は、こうした悪循環を緩和する可能性がありそうです。
ただし、韓国の政治状況は極めて対立的です。与野党の信頼関係が薄い中での改憲議論は、良い提案だったとしても、相手方による『権力延長の企図』という疑いを払拭できない。李大統領が『再任しない』と明確に宣言していないことも、野党の警戒感をより強くさせています。改憲には国会の200議席以上の賛成が必要だという枠組みは、一応適切ですが、現在の分裂した政治状況では、こうした大掛かりな改正は難しい気がします。国民の関心も、制度論の改革よりも、経済の悪化や雇用問題、生活コストの上昇といった日常的な課題に向いているようです。そう考えると、大統領制のあり方よりも、誰が権力を握るのかという信頼の問題が、韓国の政治改革を阻んでいるのではないか。それが根本にあるような気がしてならない。