この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
現代自動車の労働組合が21日、実に10年ぶりとなる全面ストライキを敢行しました。蔚山・全州・牙山など韓国国内すべての工場で午前勤務組と午後勤務組がそろって出勤を拒否し、生産ラインが終日停止したのです。組合員約3万8000~3万9000人が参加したこの全面ストは、2016年以来の大規模な労使紛争となっています。
労組が全面ストに踏み切った背景には、賃金引き上げ幅と成果給規模、そして定年の延長問題をめぐって会社側と折り合いがつかないまま、交渉が難航し続けたことがあります。労組は月基本給14万9600ウォンの引き上げと賞与を750パーセントから800パーセントへの50パーセント引き上げを要求していますが、会社側はこれまでのところ応じる姿勢を見せていません。さらに起亜の労組も26日からの三日間部分ストライキを予告しており、現代自グループ全体が『労組リスク』に直面しています。
引用元:https://news.naver.com/main/ranking/popularDay.naver
韓国人の反応
・10年ぶりの全面ストって、本当に追い詰められているんだろうな
・定年延長は企業側の都合で、労働者の負担ばっかり増えるんだ
・賃金上昇率がインフレについていけないから組合も必死なんだ
・製造業は本当に過酷だ。労組の要求も理解できるけど、国内生産が減って外国に工場が移るんじゃないか
・50パーセントの賞与引き上げ要求って現実的なのか。どうしてここまでズレてるんだ
・昔はストライキが当たり前だったが、最近の若い労働者は組合活動に関心がないらしい
・今年の売上高への影響が2兆6000億ウォン超えるって経済全体に悪影響がでるぞ
・労組にしてみれば、これ以上譲歩できないんだろう。4ヶ月も交渉してるんだから
・自動車産業の共同ストは初めてって、相当深刻な事態だな
・高齢化社会で定年延長は避けられない流れだけど、労働環境の改善が先じゃないのか
・正社員と非正規社員の賃金格差も問題なのに、こうして全面ストで目立つのは結局大企業労組だけだ
・交渉をもっと真摯に進めるべき。労組も会社も譲歩することが必要だと思うが
・チョン・ジェヨンの成果給問題も挙がってたけど、韓国の企業文化は本当に厳しい
・毎年毎年ストライキのニュースを見るのは辟易だ。いい加減決着がついてほしい
・基本給14万9600ウォンの引き上げ要求は今のインフレ率を考えると理にかなっている
・中小企業はスト一つで倒産しかねないのに、大企業ばっかりニュースになる不公平さ
・労組の要求も分かるが、この先人工知能に職を奪われるかもしれないのに定年延長で大丈夫か
・10年前より労働条件が良くなってないってことなのか。それは深刻だ
・会社側はもっと真摯に向き合うべき。給与水準は業界平均を下回ってるはずだ
・こういうストライキで得をするのは結局外国メーカーなんじゃないか
・労働者の権利を守ることも大切だが、経済全体の停滞も考慮すべき
・現代自は世界的な競争力を失いつつあるのに、労使紛争ばっかり続いてる
管理人コメント
現代自動車労組が10年ぶりに全面ストライキに踏み切ったわけですが、これを見ると韓国の労使関係ってやっぱり相当ギスギスしてるんだなと感じます。賃金の話だけじゃなくて、高齢化が進む中での働き方、AI時代への漠然とした不安、利益をどう配分するかという根っこの部分で意見が食い違ってるんでしょう。労組が求める定年延長だって、働き手が足りなくなるから必要って面もあるけど、働く側にしてみれば負担が増えるわけで。そもそも給料が上がらないのに物価は上がるという状況で、実際の生活が苦しくなってる人たちの焦りがあるんだと思います。
韓国の製造業は国際競争が厳しいから、企業だって経営がきついというのは分かります。でも労働者の生活を度外視した経営をしてたら、長い目で見れば産業全体の力も弱まっちゃうんじゃないかという気がしてます。日本で月100時間残業がまかり通ってるのに対して、韓国は52時間規制をしてるって話もありますが、労働文化の違いってだけで片付かない面もある。むしろ制度は厳しいのに現実には対立が深まるという、ねじれた状況が生まれてたりする。起亜労組も追加ストライキをちらつかせてるし、自動車業界全体が『労組リスク』という悩みを抱えてるわけです。どっちかが完全に譲歩するって形では解決しないんだろうし、交渉がぐだぐだになるほど、働いてる人たちの職を失う可能性ばかり増えていく。そういう矛盾の中で、このストライキは起きてるんですよね。