この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
北欧神話をテーマにしたサバイバルゲーム『Valheim』が、本日9月9日にバージョン1.0をリリースし、5年半に及ぶアーリーアクセス期間を終えることになった。同作はPC、Linux、Mac、Xbox One、Xbox Series X|S、PlayStation 5、Nintendo Switch 2の7プラットフォームでの同時展開となり、全プラットフォーム間での完全なクロスプレイに対応する。
今回の1.0アップデートでは『Deep North』という最終バイオーム(地域)が追加されるほか、新しいボス、装備、武器、無制限に使用できるグラップリングフック(鉤爪)が実装される。韓国のゲーマーコミュニティからも、長年のアーリーアクセス期間を経てのフル版リリースを待ち望んでいた声が多く上がっている。一方で価格が19.99ドルから29.99ドルへと50%値上げされることについては、賛否両論の反応が見られている。
引用元:https://gall.dcinside.com/mgallery/board/view/?id=valheim&no=53108
韓国人の反応
・ついに来たか!5年半待たされた甲斐がある。Deep Northのスクリーンショット見た限り、景色がめちゃ綺麗だぞ
・PS5とSwitch 2でも遊べるようになるのか…友達と一緒にできるのは嬉しい。クロスプレイ対応だし
・価格が50%上がるのはちょっと痛い。早めに買っておけばよかった
・グラップリングフックはアーリーアクセスでは見たことない機能だな。最後のバイオームにふさわしい大物のような気がする
・オーシャンバイオーム(海)のリワークがないのは残念だ。あそこはずっと手つかずだった
・5年も開発に時間かけてくれたのに、文句言う奴はどうかしてる。50ドルでも安いくらいだ
・フルリリース版ということは、今後の大型アップデートはないってことか。気になるな
・新敵のGammeltrollとElakingar、どんなデザインなのか楽しみ
・Switch 2でも出るってことは、携帯プレイで遊べるってことか。サバイバルゲームとしてはどうなんだろ
・既存のセーブデータは引き継げるし、新しくスタートすることもできる。どっちでもいいってのが親切だ
・50個以上のSteamアチーブメントが追加されるんだって。やり込み要素が増えるってことだね
・Deep Northが最終バイオームってことは…やっぱりどんな世界観だったのか気になる。北欧神話のエンディング的な
・モッズとの互換性がどうなるか心配だ。大型アップデート後は大体修正に時間がかかる
・ずっとEarly Accessの間、運営がサボらずにコンテンツ追加し続けてくれたのは本当に素晴らしい。これだけで好印象だ
・値上げ前に買ったから余裕。でも新規プレイヤーは少し躊躇するかもな
・最終ボスが明かされてないってことは、本当にサプライズになってるってことか。楽しみ
・フル版で『終わり』ってのがいいね。無限に続けられるゲームより、きちんと終わりがあるゲームの方が面白い
・ローンチトレーラー見た時は感動した。ここまで来たかって感じ
・エンジン最適化も入ってるし、1.0は単なるバージョン番号上の区切りじゃなくて、本当に完成形に近づくってことだな
・今、ゲーム業界で本当に完成したゲームをリリースする会社ってなかなかいないよ。Valheimのチームは本当に誠実だ
・アーリーアクセス中はモッズで遊びまくったから、1.0版でも新鮮に感じるといいな
管理人コメント
Valheimの1.0リリースって、ゲーム業界の中でもなかなか珍しいケースな気がする。5年半もアーリーアクセスを続けてようやく『完成版』がリリースされるわけだから。開発元のIron Gate Studioとパブリッシャーのコーヒースプラッシュは、最初の小さなバイキングサバイバルゲームから、8つのバイオームを持つ大規模なワールドに拡張させた。最終バイオームのDeep Northが追加されたのも、北欧神話を題材にした作品として一つの区切りがついたのかな、という感じがする。
価格上昇については、グローバル市場では受け入れられつつあるけど、韓国のゲーマーコミュニティには反発もある。アーリーアクセス時代からずっと遊んでる人の中には「あの時買っておけばよかった」って後悔してる人もいるだろう。とはいえ、開発元がアーリーアクセス中に一度も値上げしなくて、ライブサービスやバトルパスも入れなかったことを考えると、けっこう良心的な判断だとも思える。
PS5とNintendo Switch 2への対応は大きなニュースだ。これまでPC・Xbox中心だったプレイヤーがコンソール側にも流れることで、ゲームの息が長くなることはほぼ確実。クロスプレイにも対応するみたいだから、プラットフォーム関係なく遊べるのは、マルチプレイゲームとしての魅力を高めてる。
ただ、オーシャンバイオームのリワークがされないってのは、開発チームのリソースの限界が見える決定だ。北欧神話のテーマ考えると、海の部分ももっと作り込んでもよかったんじゃないか、という声もコミュニティから出てる。ただ開発チームは『フル版』という区切りを設けて、今後は『小規模』なアップデートに絞るって方針を出してる。エンドレスに搾取するゲーム開発とは違う姿勢な気がするけど、正直なところどう評価すればいいのか微妙だ。
アーリーアクセス時代から遊び込んでるベテランプレイヤーと、これから買おうとしてる新規層の間には、価格についての温度差がある。数千時間投じてきた人にとって、さらに50ドル払う価値があるかどうかは、Deep Northがどんな内容かで決まる。スクリーンショットから伝わってくる北の大地の厳しい世界観は、期待値を上げてるけど、実際にプレイしてみないことには何とも言えないところもある。
Valheimの1.0リリースは、ゲーム開発における『責任』と『完成』の定義を、改めて問い直すきっかけになりそうだ。ただ、その答えがどこにあるのかは、まだはっきり見えてない。