この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
韓国の大企業における新規採用の状況が急速に悪化しています。2年間で15%も採用が減少し、企業内の若年層の割合が中高年層に逆転される『世代逆転』現象が鮮明になってきました。大企業上位100社における20代社員の比率は、2022年の24.8%から2024年には21.0%へと低下。一方で、経験者採用にシフトする企業が増え、新卒や若い世代の就職口がますます狭まっています。
これまで韓国の若者たちは大企業への入社を最大の目標としてきましたが、その道が急速に閉ざされつつあります。経済成長が続く一方で、雇用はそれに見合うほど増えておらず、特に若年層が『三重苦』に直面しているのです。高度なスペック(学歴・語学・インターンなど)を身につけても、大企業の採用枠が減れば、その努力が報われない構造になってしまっています。
引用元:https://n.news.naver.com/article/001/0014224678
韓国人の反応
・え、マジ?大企業で若い人の採用が減ってるの?それなら就職活動どうやって乗り切ればいいんだよ…
・経験者採用ばっかりってことは、新卒には絶望的ってことか。これ本当に深刻だ。
・昔は大企業入ったら人生安泰みたいな感じだったのに、その門戸が狭くなるなんて。
・中小企業で働きながらスキルを積んで、大企業へのステップアップ…って計画も、ほぼ無理らしいしな。詰んでる。
・20代の失業率が8.3%?これって相当ヤバイ数字じゃん。
・親世代とは雇用環境が全然違うのに『努力が足りない』とか言われるのが腹立つ。
・大学までは競争競争で頑張らされて、卒業したら仕事がない…世代として運が悪すぎる。
・経験者採用が増えるのはわかるけど、経験をどうやって積むんだよっていう矛盾。
・韓国の大企業ってそんなに人が不要なのか。AI導入とか自動化が進んでるんだろうか。
・中高年の比率が上がるってことは、給与は上がるけど新人育成は減る…ってことか。長期的に企業も大丈夫?
・300人未満の中小企業に行ったら、大企業への転職がほぼ不可能だという現実。つまり人生が決まるってこと。
・大卒失業者が48万人超って…。高学歴なのに働き口がないって本当に矛盾した状況。
・年を取るにつれて大企業の採用はますます難しくなるし、かといって中小企業も嫌だし。本当に詰んでるわ。
・韓国の賃金格差が日本より大きいから、どうしても大企業志向になるんだよな。そこしか活路がない。
・若者が希望を失いかけてる。このニュース見てると暗い気持ちになる。
・大企業だけ余裕があって、中小企業は人手不足だって…なんか企業経営がおかしくないか。
・政府は若者雇用を『最優先課題』とか言ってるけど、実際には企業は経験者採用をやめない。矛盾してる。
・20年前は卒業したら自動的に就職が決まるみたいな感じだったのに。時代が変わったな。
・スペック社会に疲弊して、結局採用されない。教育制度の矛盾がここに出てる。
・大企業の採用枠が減ってるなら、給与も下がるか採用条件が激しくなるってことだよね。
管理人コメント
韓国の労働市場ってちょっと変なことが起きていて、『経済成長が続いている』という報告と『就職難が深刻化している』という現実がかなり乖離しているんです。政府の数字と国民が感じている実感がまったく違う。その落差の大きさが、このニュースが韓国社会で話題になっている理由だろうと思います。
背景にあるのは、韓国の企業が『経験者採用』にシフトしているからです。新卒採用に余裕がなくなって、即戦力をほしいわけですね。一方で若者側は新卒としてのスタートラインすら与えられず、『経験がない』という理由で次々と落とされる。この悪循環って、個々の若者の頑張りではどうしようもない『構造的な問題』として機能してしまっている。
それに、中小企業から大企業への転職成功率がわずか11.8%という数字を見ると、最初に中小企業に入ってしまうと『人生がほぼ決まる』みたいな、もう一つの絶望的な現実が見えてきます。大企業の採用が減れば減るほど、若者は『中小企業か失業か』という二者択一を選ばされるわけです。
日本の失われた20年の若年層雇用問題と似た現象かもしれませんが、韓国の場合は企業規模による給与・福利厚生の格差が日本よりずっと大きいから、若者へのダメージがより深刻になっています。教育にお金と時間をかけて『スペック』を積み上げても、採用枠がなければそれって全部無駄になるわけです。その理不尽さに対する若者の怒りと不安は、韓国社会全体の活力に影響してくるはずです。政策立案者たちが本当に『最優先課題』と言うなら、企業の採用行動そのものを変えさせるような強い政策介入が必要だと思うんですが、正直、そこまでできるのか疑問ですね。