この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
韓国の大手自動車メーカー・現代自動車グループが自社の自律運転システム『アルテリアAI』について、出荷を「戦略的に遅延させている」と公式発表した。完全な自律運転実現よりも、データ収集と機械学習に集中することで、5年以内にテスラのFSD(Full Self-Driving)システムを追い越すことを目指す方針だという。
9月13日の報道をきっかけに、このニュースがDCinsideなどのオンラインコミュニティで話題となり、韓国ネットユーザーからは『本当に追い越せるのか』という懸念から『長期戦略は正しい』という支持まで、様々な反応が寄せられている。
引用元:https://gall.dcinside.com/board/view/?id=comic_new3&no=14948251
韓国人の反応
・完全に正しい判断だと思う。今急いで出して中途半端なレベル2++では意味がない
・テスラだって完全な自律運転はできていないじゃん。競争相手を過大評価しすぎでは?
・現代車のこの戦略が本当に実行されるかが問題。いつもこういう時は掛け声だけで終わる
・韓国企業らしく言葉だけ大きくて実行は遅い。5年後には『技術開発が予定より難しかった』と言い訳するのがオチ
・でも考えてみたら、焦ってバグだらけのシステム出すより、時間をかけてしっかり作るほうがいいですよね
・データ重視戦略はいいけど、テスラはすでに何百万台もの実走行データを持っている。今から追いつくのは相当難しい
・アルテリアAIって…ネーミングセンス怪しくない?」
・5年でテスラを追い越すは盛りすぎ。でも努力する姿勢は評価する
・これが本当ならサムスンも頑張ってください…
・正直、自動車メーカーより科学技術企業みたいなテスラのほうが有利に見える
・韓国はいつもこうやって『我々は違う戦略を取る』と言うけど、結局テスラに従うんでしょ
・機械学習には確かにデータが生命線。韓国でいかに走行データを集めるかが課題だね
・レベル3の実装すら各国で法的問題が多いのに、完全自動運転の夢見すぎ
・出し遅れを『戦略的遅延』と呼ぶのは…上手いマーケティングだな(苦笑)
・それでも現代はシステムセミコンダクタで遅れてるじゃん。ハードウェアの限界もある
・テスラのFSDは数年前から『来年には完成』って言い続けているのに…本当に5年で差が縮まるのか
・この記事のソースどこ?コリア・セントラル・デイリーって確かなの?
・テスラの自動運転は実はまだ『監視付き自律走行』だから、そこまで進んでない可能性もある
・韓国の自動車産業、ついにITメーカーとしての本気を見せる時代が来たのか
・結局、優秀なエンジニアを確保できるかが勝負。インドや中国に人材流出してるのが弱点
管理人コメント
自動運転技術の競争って、『出遅れ』と『戦略的な遅延』の違いがはっきりしない領域だなと思います。現代自動車グループのコメントは、企業が置かれた状況を正当化しようとしているようにも見えます。ただ、テスラだって数年前から『完全自動運転はもうすぐ』と言い続けているのに、今もできていない。つまり、自律運転システムの開発がそれほど難しいということなんでしょう。
韓国ネットユーザーの反応を見てると、期待と懐疑がごちゃ混ぜになってるのがわかります。『本当にできるのか』という根本的な疑いもあれば、『急いでへまをするより堅実にやった方がいい』という応援もある。韓国企業が過去に大口をたたいて失敗した経験があるから、簡単には信じられないんだろうなという感じです。
データを活用した開発戦略自体は理に適ってるように思います。テスラが強いのは、膨大な実走行データから学習したAIを持ってるからだと言われてますし。現代が同じやり方を選んだなら、少なくとも『方向性は間違ってないんじゃないか』とは言えます。ただ実際には、韓国でそれだけのデータをどうやって集め続けるのか、技術開発をどう続けていくのか、そういう実務的な部分が問題なんじゃないでしょうか。
現代自動車が今後5年でどこまで行くかは、韓国の自動車産業全体の競争力を測る目安になるかもしれません。技術開発ってのは、結局、企業が言ったことじゃなくて、実際に何をやったかで判断される領域ですから。