この記事について
韓国で話題になったニュースについて、現地ネットユーザーの反応を紹介しながら、背景や日本から見たポイントを解説します。
2026年8月31日は、韓国のK-POP史において特別な日。伝説的なボーイズグループ『H.O.T.』がデビューから30周年を迎える節目の日になった。1990年代の韓国音楽界を代表する存在として、多くのファンと音楽ファンの心に深く刻まれたグループだ。
デビュー30周年という大きな節目に、韓国の掲示板やSNSではH.O.T.に関する様々な反応が寄せられている。懐かしさに浸るファンもいれば、当時の音楽シーンを振り返る話題も多い。若い世代にとっても親しみやすい話題として扱われている。
引用元:https://www.fmkorea.com/best/9266340411
韓国人の反応
・H.O.T.…マジかよ。あの頃はホント良かったなぁ。今でも曲を聞くと当時の思い出がよみがえる
・30年前のK-POPの歴史を作った最初の世代だからね。敬意を払うべき存在だ
・キャンディ、ホペ、トニー、ウディ、ジェフの5人のメンバーは今どうしてるんだろう?
・1990年代の韓国アイドルのパイオニア。本当に偉大なグループだった
・親世代もH.O.T.の時代を知ってる人が多いから、複数の世代で話題になるのは面白い
・あの時代の熱狂を知らない若い世代には伝わらないかもだけど、ホントすごかった。演出力とか
・30周年か…時が経つのは早いな。昔の映像とか見ると懐かしくて泣けてくる
・H.O.T.があの時代にいなかったら、K-POPはここまで世界的になってなかったと思う
・ファンミーティングとか記念コンサートをやるなら、ぜひ見に行きたいなあ
・90年代のK-POPジャンル自体が、H.O.T.によって形作られたような感じがする
・昔のコンサート映像見ると、本当に時代が違うなって思わされる。でも色褪せない魅力がある
・次の世代のアイドルもH.O.T.の影響を受けてるからね。音楽的な遺産って言っても過言じゃない
・デビュー30周年ってことは、もう3世代前のグループか。時間が経つのは本当に速い
・親にH.O.T.の話を聞くと、当時の韓国は大騒ぎだったらしい。ジャニーズのような存在だったんだろう
・今のK-POPアイドルには見られない、あの時代特有の雰囲気ってあったんだよ
・20代から40代までが思い出を共有できるグループって珍しいよ。それだけ影響力が大きかったということ
・H.O.T.がいなかったら、今のBTSやBLACKPINKのような世界的ブームもなかったかもね
・30周年記念で何か新しい映像作品とか出ないかな。昔のメンバーのインタビューとか見たい
・学校で誰かがH.O.T.について語ると、世代によって反応が全然違うのが面白い
・あの時代の技術力とスタイルであの完成度。今見ても驚かされる部分が多い
管理人コメント
K-POPの黎明期を切り開いたH.O.T.のデビュー30周年は、単なる一つのグループの節目というより、韓国のポップカルチャー全体にとって大きな出来事かもしれない。1990年代、韓国の音楽シーンは急速に変化していた。西洋のポップスやロックの影響を受けながらも、独自の『アイドルシステム』を構築していった時代だ。その過程で最初に大成功を収めたのがH.O.T.だったわけだ。
当時、彼らのコンサートは大規模な演出とダンス、そしてファンダムの熱狂で知られていた。今のK-POPアイドルが当たり前のようにやっていることの多くは、実はH.O.T.が開拓したものなんだろう。ボーイズバンドの概念、ダンスグループとしての立ち位置、ファンミーティングの規模感、商業化の方法論——こうしたものが後世のアイドルたちに引き継がれている。
30年という時間は、時代を変えるのに十分な期間だ。H.O.T.がデビューした1990年代、インターネットはまだ一般的ではなく、ファンダムはテープやCDという物理メディアを通じて形成されていた。スマートフォンもSNSも存在しない中での「推し活」は、今の若い世代には想像しがたいだろう。それなのに、なおかつこれだけの影響力を持っていたというのは、グループとしての才能と魅力があったからに違いない。
最近の韓国オタク文化では、往々にして「古い」と「新しい」の間に溝が生まれやすい。だが、H.O.T.の場合、その30周年を迎えても複数の世代が同時に話題にしている。親世代が子ども世代に伝え、さらに孫世代も知っているという、なかなか珍しいグループになっているのだ。これは、グループとしての基礎となる音楽や舞台の質が、相当高いものだったんだろう。
もう一つ気になるのは、今後のK-POPシーンとの関係性だ。グローバル化が進んだ現在、BTS、BLACKPINK、NewJeansといった世界的なスターが輩出されている。彼らの成功は、H.O.T.の時代に確立された「システム」の上に成り立っているわけで、次の世代のアイドルたちも、H.O.T.の肩の上に立っているという側面がある。
韓国のファンダムにおいて、H.O.T.のデビュー30周年は『懐かしさ』の記念日であると同時に、K-POP史における「礎」を改めて感じさせる機会になっている。若い世代にとっては、親たちが熱狂したグループの凄さを知る入口になるだろう。古い世代にとっては、あの時代への思い出が蘇る瞬間だ。でも結局のところ、H.O.T.の存在感は今でも消えていないということなんだろう。